Message from CEO

代表挨拶

 

 

― 温良恭倹譲の精神とともに ―

 

温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)。

 

私は、この五字熟語を自らのモットーとして、これまでイベントの現場に向き合ってきました。

穏やかで誠実に、人を敬い、無理をせず、そして決して驕らない。

 

一見すると控えめで、派手さのない姿勢かもしれません。しかし、複雑で、一瞬も気の抜けないイベントの現場においてこそ、この姿勢が最も重要な基盤になると私は考えています。

関わるすべての人に配慮し、状況を見極め、調和を保ちながら前へ進めていくこと。その積み重ねが、結果として安全で質の高いイベント運営につながると信じています。

 

東亜ノーマは、私が徳島大学在籍中に立ち上げた個人事業を、大学卒業と同時に法人化した会社です。

事業を歩み始めた直後、世界はコロナ禍に突入し、広告業界・イベント業界はかつてない困難に直面しました。

東京オリンピックをはじめ、多くのイベントが延期・中止となり、業界全体が不透明な状況に置かれる中、自身の勤務枠を確保することさえ容易ではありませんでした。

 

それでも今日まで歩みを止めることなく続けてこられたのは、多くの方とのご縁と支えがあったからにほかなりません。仕事を通じて出会った方々、現場で共に汗を流した仲間、そして信頼して任せてくださったクライアントの存在が、私たちをここまで導いてくれました。

 

現在も、広告業界全体がコロナ禍以前の状態に完全に戻ったとは言い難い状況が続いていると感じています。しかしその一方で、東亜ノーマは徳島発祥の企業でありながら、東京・大阪に多くの取引先企業を持ち、近年では海外の企業が日本でイベントを開催する際の代理店業務や現地運営支援を中心に、活動の幅を広げてまいりました。地域に根ざしながらも、国内外から必要とされる企業へと少しずつ成長できていることを、大変ありがたく思っています。

 

社会環境や市場の変化は、今後も避けることはできません。

だからこそ私たちは、温良恭倹譲の気持ちを忘れず、日々の仕事に向き合い続けることが何よりも大切だと考えています。時代やニーズの変化に柔軟に対応しながらも、誠実さと実直さを軸に、関わるすべての人にとって信頼できる存在であり続けること。それが東亜ノーマの目指す姿です。

これからも、イベントという「人と人が交わる場」を通じて、人と地域、そして地域と世界をつなぐお手伝いをしてまいります。

 

代表取締役

渡邉 祐人